焦る大走査線

 ホントに久しぶり、1年半ぶりの特番だったりする。
 よくもまあ、こんだけ放置プレイが続いたものだ。
 ま、いいか。

 それじゃ行ってみよう。

 時は平成14年10月、場所は東京秋葉原。
 くろと愉快な仲間達(仮名?)はアキバに買い物に来ていた。
 ちなみに、メンバーはくろとOYJ氏(以降ヒゲ)、S−moo氏(以降ボス)の3人だ。

 くろは先日発売されたばかりのプラレス3四郎DVDボックスを抱えて御満悦だった。
 この日は結構荷物が多かったので、買っては車に戻って置いてを繰り返していた。
 ま、途中でおなかが空いたので吉○屋に行って牛丼食べたりもしたのだが・・・。

 そうこうしているうちに、くろは同行していたボスの表情が冴えない事に気づいた。
 そして、この一言から全てが始まったのだった。

 ボス:・・・・・。
    携帯電話がねぇ。

 くろ:・・・・・。
    まさか落としたんすか?

 ボス:かもしれん。
    カバンの中は、・・・っと。

 くろ:おいらボスの電話にかけてみるっすよ。

 くろはまい携帯のアドレス帳からボスの番号を呼び出した。

 くろ:・・・・・。
    鳴りませんねぇ。

 ボス:やっぱ落としたみたいだ。
    取り敢えず、行った所辿るか。
    取り敢えずは阿蘇ビットシティだ。

 くろ:ラジャー。

 こうして、我々はLa○Xアソビット○ティへとやって来た。

 くろ:我々は休憩コーナーで待機してるっす。

 ボス:おう、じゃ行ってくるぜ。

 かくしてボスは単身レジの方に歩いていった。
 くろ達がボスを待っている間、ヒゲがくろに話し掛けてきた。

 ヒゲ:何か店舗で落としたんじゃない気がするんだよなぁ。

 くろ:と言うと?

 ヒゲ:ボスは上着のポケットに電話入れてたじゃない。
    だから、落とすなら上着を脱いだ所だと思うんだよな。

 くろ:なるほど。
    ボスが上着を脱いだ所って言えば・・・。

 ヒゲ:そう、車の中

 くろ:そうか、確かにリアシートで上着を脱いで置いていた。
    うん、間違いないですぜ。

 そこにボスが戻ってきた。

 くろ:どうでした、ボス?

 ボス:ダメだ、ここはシロだ。

 くろ:ボス、さっきヒゲと話してたんですけど、車の中じゃないですかねぇ。
    上着脱いで置いてましたよねぇ。

 ボス:ああ、たしかに。
    だが、今思えばあの時は既になかった気がする。

 くろ:でも、一度戻ってみましょうぜ。
    可能性としては結構高いと思いますぜ。

 ボス:そうだな、寄った所をしらみつぶしにしながら車に戻るとするか。

 くろ:了解っす。

 かくして、一行は立ち寄った店舗を一軒一軒回りながら車に戻る事にした。
 10店舗程も回っただろうか。

 メディア○ンド ・・・×
 メッ○サンオー・・・×
 ソフ○ップ   ・・・×

     ・
     ・
     ・

 しかし、どの店舗にもボスの携帯はなかった。
 一行はついに車まで戻ってきた。

 くろ:じゃ、携帯鳴らしてみるっす。

 くろは再びマイ携帯のアドレス帳からボスの番号を呼び出した。

 くろ:・・・・・。
    鳴りませんねぇ。

 ボス:やっぱシロか。

 ヒゲ:ここだと思ったんだけどなぁ。

 くろ:やべぇですぜ、ボス。
    早いウチに手ぇ打たねえと悪用されるかも知れやせんぜ。

 ボス:いや、それは大丈夫だ。
    もっとも、Q2に通話されまくった場合は知らんがな

 ヒゲ:取り敢えず警察行ってみる?

 ボス:いや、まだだ。
    何か。
    まだ何か見落としがあるはずだ。

 くろ:あとボスが上着を脱いだ所っていえば・・・。

 ヒゲ:ヨシ(吉野○)だ!!!

 ボス:そうだ、ヨシだ!
    今日立ち寄った場所はもうアレしか残ってねぇ。

 くろ:早速行ってみやしょうぜ、ボス。

 こうして、一向は最後の望みをかけてヨシにやってきた。

 ボス:ヒゲ、くろ。
    おまえ達は入り口の左右でバックアップ。
    俺は正面から店舗に突入する!!

 くろ:一人で大丈夫っすか?

 ボス:ああ、まかせろ。(ニヤソ)

 くろ:ボス、気を付けて。

  ボスは無言で店舗に突入した。

 くろ:取り敢えず、ボスの援護射撃でもするか。

  くろはボスの番号に再度電話をかけた。

 ヒゲ:あっ、何か店員がやってるぞ。

    ・・・・・。

    アタリみたいだ。
    今ボスが電話を受け取った。

 くろ:そんじゃカット。

 そして、ボスが入り口から出てきた。

 ボス:フゥ、見つかって良かったぜ。

 ヒゲ:それじゃ、残り回って戻りましょうか。

 ボス:ああ、そうだな。




 こうして延べ捜査員3人を投入した携帯捜査線は幕を下ろした。
 特に被害もなく無事に発見出来、一同は胸をなで下ろした。
 だが、次も上手く見つかる保証はない。

 気を引き締めろ、ボス。

 頑張れ、ボス。

 負けるな、ボス。

 何に負けるか知らないが・・・。




 脚本、監修:くろ

 この物語は設定がフィクション出来事がノンフィクションです。



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